はじめに
ホットヨガは40度前後の室温で行うため、一般的なヨガウェアとは異なる選び方が必要です。この記事では、快適にホットヨガを楽しむための最適なウェア選びについて、詳しく解説していきます。
ホットヨガウェアに関する誤解と現実
ホットヨガを始めようと考えている方の中には、「露出の多い服装やぴったりしたウェアを着なければならないのでは？」という不安を持つ方も多いのではないでしょうか。しかし、そのような心配は無用です。
実際のスタジオの様子
- 多くの生徒さんが、ゆったりしたTシャツやハーフパンツを着用
- 体型やファッションの好みに合わせて、様々なスタイルが共存
- 露出の多さや着用アイテムに決まりはない
- 自分が快適に感じる服装を選べる自由がある
初心者の方へ
- まずは普段使っているスポーツウェアから始めるのがおすすめ
- 慣れてきてから少しずつ自分に合うアイテムを見つけていける
- 動きやすさと快適さを重視することが大切
- 他の人の服装を気にする必要はない
ホットヨガウェアに求められる機能
ホットヨガウェアには以下の機能が重要です：
- 優れた吸汗速乾性
- 適度なフィット感
- 動きやすさ
- 透けにくさ
- 耐久性
特に汗をかくホットヨガでは、これらの機能が運動効果とレッスンの快適さに直結します。
素材選びのポイント
推奨される素材
- ナイロン
- 速乾性に優れている
- 軽量で動きやすい
- 耐久性が高い
- ポリエステル
- 吸汗速乾性が高い
- 比較的安価
- 形崩れしにくい
- スパンデックス（ライクラ）
- 伸縮性に優れている
- フィット感が良い
- 動きやすさを確保
避けるべき素材
- 綿100%の素材
- 通気性の悪い合成繊維
- 厚手の生地
サイズの選び方
基本的な選び方
- 採寸方法
- バスト
- ウエスト
- ヒップ
- 股下
サイズ選びの注意点
- 締め付けすぎない程度のフィット感を選ぶ
- 動きやすさを重視
- 試着時のチェックポイント
- しゃがんだ時の透け具合
- 前屈時の腹部の締め付け
- 腕を上げた時のトップスのずり上がり
アイテム別の選び方
トップス
- Tシャツタイプ
- 体型カバーしやすく、初心者におすすめ
- わきの下の脱毛処理等をしなくても周りの目が気にならない
- 速乾性の高い素材を選択
- キャミソール
- 内側のカップ付きが必要
- 肩紐が細いため、レッスン後の着替えがスムーズ
- 腕の動きの自由度が最も高い
- 汗の蒸発がスムーズで速乾性に優れる
- 肩甲骨の動きが見やすく、ポーズの確認がしやすい
- タンクトップ
- キャミソールより背中の露出が抑えられる
- 腕の動きの自由度が高い
- 汗の蒸発が早い
- カップ付きを選択することで下着との重ね着が不要
ボトムス
- レギンス・ロングパンツ
- フィット感は好みで選べる（ぴったりしすぎないタイプも多数あり）
- 足首までの長さが一般的
- 高めのウエスト設定が人気
- しゃがんでも透けないことを確認
- 透ける感じが気になる場合は、薄めのショートパンツを重ね着する
- かさばりにくく持ち運びがコンパクト
- サルエルパンツ
- ゆったりとした股下で動きやすい
- 体型カバー効果が高い
- リラックス感のあるシルエット
- 裾がすぼまっているため、ポーズの妨げにならない
- 膝立ちのポーズも快適にできる
- 汗をかいても肌にまとわりつきにくい
- ハーフパンツ・七分丈
- 多くの方が着用している人気アイテム
- 動きやすさと適度なカバー感を両立
- 着替えがしやすい
- 開脚などのポーズの際は裾が開きやすいため、膝下タイプがオススメ
スポーツブラ
- しっかりとしたサポート力
- 汗をかいても形崩れしにくい設計
- アンダーゴムの快適さをチェック
おすすめブランド
ハイエンドブランド
- ルルレモン
- 独自開発の高機能素材「Luon」による優れた着心地
- 豊富なデザインと世界中で支持される洗練された美しさ
- 汗をかいても透けにくく、速乾性に優れている
- スカラー
- 吸水速乾性に優れた高機能素材を使用
- トレンド感のあるデザインと豊富なカラー展開
- ヨガ以外のアクティブシーンでも使いやすい
- リナラメール
- シンプルで洗練されたデザイン
- 日本のヨガウェアブランドならではの細やかな縫製
- 長く使える高い耐久性
コストパフォーマンスの高いブランド
まとめ
ホットヨガウェアを選ぶ際は、以下の点に特に注意しましょう：
- 素材は吸汗速乾性の高いものを選ぶ
- サイズは締め付けすぎない程度のフィット感を
- 透けにくさと動きやすさをチェック
- 予算に応じて適切なブランドを選択
ホットヨガウェア選びで最も大切なのは、自分が着やすく、快適だと感じる服装を選ぶことです。露出が多いウェアやボディラインを強調するアイテムを着用する必要は全くありません。実際のスタジオでは、ゆったりとしたTシャツやハーフパンツを着用している方が多く、それぞれが自分に合った服装でレッスンを楽しんでいます。
まずは手持ちのスポーツウェアからスタートし、徐々に自分に合うアイテムを見つけていくことをおすすめします。この記事を参考に、安心して快適なホットヨガライフをスタートしてください。
